こんにちは なお といいます。
普段は家事・育児に追われている、ごく普通の主婦ですが、スキマ時間を活用してメルカリ物販を楽しんでいます。
出品していると、商品のコメント欄にはいろいろなコメントが届きます。値下げの相談や質問がほとんどですが、2026年10月に、メルカリ事務局を装ったアカウントがコメント欄に外部サイトへ誘導するコメントを書きこむ事例があると、メルカリ公式から注意喚起が出ました。
「事務局」と書かれていて、アイコンもそれらしいと、わたしもドキッとしてしまいそうです。この記事では、メルカリ公式のお知らせに書かれている内容をもとに、出品者として気をつけたいことをまとめます。
※2026年11月3日時点で、メルカリ公式のお知らせ・ガイドで確認した内容です。最新の情報は記事の最後に載せた公式ページでご確認ください。
先に結論:事務局はコメント欄で個人情報やログイン情報を聞かない
- メルカリ事務局が、出品商品のコメント欄で個人情報・ログイン情報・認証コード・クレジットカード情報などの入力をお願いすることはない(公式のお知らせより)
- メルカリがコメント欄でお知らせや通知をすることもない
- コメントや取引メッセージに書かれたURLは開かない。メルカリは公式アプリかブックマークした公式サイトから開く
- 事務局からの連絡は、公式アプリ・公式サイトの「お知らせ」で確認する
- あやしいコメントやアカウントは通報する
- パスキーを設定しておくと、偽サイトにアクセスしてしまっても不正ログインを防げると案内されている
コメント欄で確認されている手口
公式のお知らせ(2026年10月19日)によると、メルカリ事務局や公式アカウントを思わせる名前・プロフィール画像のアカウントが、出品商品のコメント欄に「アカウントが制限されている」などと不安をあおるコメントを書きこみ、外部サイトへ誘導しようとするものです。お知らせには、実際に確認されたコメントとして次のような文が載っています。
「アカウントでの不審な活動が確認されるまで、出品物件へのアクセスは制限されています。制限を解除するには、以下のページにアクセスしてください。 URL」
お知らせに書かれている特徴は次の4つです。
| 特徴 | わたしが見るところ |
|---|---|
| メルカリのロゴやサービスの画像をプロフィール画像に使い、公式を装っている | 名前やアイコンだけで「事務局だ」と思わない |
| 「制限されています」「確認が必要です」など、利用制限をほのめかして焦らせる | 焦らせる言葉が出てきたら、いったん手を止める |
| 外部サイトのURLが書いてある、またはURLへのアクセスをうながしている | コメントのURLは開かない |
| 「出品物件」など、日本語の言い回しが不自然 | 言い回しの違和感も手がかりにする |
メルカリ側では、該当アカウントの利用制限やコメントの削除、誘導先サイトの閉鎖依頼などを進めていると書かれています。
偽アプリ「メルカリ安心ガード」をすすめるメールにも注意
2026年10月16日には、メルカリを装って「メルカリ安心ガード」という名前のアプリのインストールをすすめるフィッシングメールについても注意喚起が出ています。メルカリは「メルカリ安心ガード」というアプリを提供したことはないそうです。
お知らせによると、このメールは「第三者による不正ログインやアカウント乗っ取りが増えている」などと不安をあおり、期限を区切ってアプリのインストールを求めるものです。「〇月〇日までに」「72時間以内に」「利用を制限します」のように期限を区切って焦らせる表現は、フィッシングの典型的な手口と書かれています。
差出人の名前やメールアドレスが普段のメルカリのメールと同じに見えても、偽物の場合があるそうです。アプリはApp StoreかGoogle Playの公式ストアから入れるように、とも案内されています。
被害を防ぐためにしておきたいこと
コメントやメッセージのURLは開かない

コメントや取引メッセージ、メール・SMSに書かれたリンクは開かず、メルカリは公式アプリか、ブックマークした公式サイトから開くように案内されています。わたしは、気になるお知らせがあったときも、リンクからではなくアプリを開き直して確認するようにしています。
事務局からの連絡は「お知らせ」で確認する
メルカリ事務局から連絡するときは、公式アプリや公式サイトの「お知らせ」など、公式の手段で連絡すると書かれています。コメント欄に「事務局」と名乗る書きこみがあっても、アプリの「お知らせ」に何も届いていなければ、まず疑ってよさそうです。
あやしいコメント・アカウントは通報する
コメント右上のメニューか、アカウントのプロフィール画面から通報できると案内されています。通報した内容はメルカリが確認して対応するそうです。自分の商品のコメント欄に残っていると、ほかの方が見てしまうかもしれないので、見つけたら通報しておくと安心です。
パスキーを設定しておく

パスキーは、スマホの指紋認証・顔認証や、端末のロック解除(パスコードなど)を使うログイン方法です。公式のお知らせでは、パスキーはフィッシングサイトでは使えないため、万が一偽サイトにアクセスしても不正ログインを防ぐことができると説明されています。
公式ガイド「パスキーの登録・削除方法」に書かれている、はじめての登録の流れは次のとおりです。
- 「マイページ」→「設定」→「アカウント設定(個人情報設定)」→「パスキー設定」を開く
- 「パスキーを登録する」をタップする
- 登録している電話番号に届いた認証番号を入力する
- もう一度「パスキーを登録する」をタップし、画面にしたがって指紋・顔などで認証する
端末によって画面は違うことがあるそうです。また、パスキーは自分が信頼できる端末でだけ登録するように、と注意書きがあります。メルカリに顔や指紋のデータが送られたり保存されたりすることはない、とも書かれていました。
Androidのスマホを使っている方は、不正なアプリを入れさせてスマホを遠隔操作する手口にも注意が呼びかけられています(2026年9月)。くわしくは「スマホを遠隔操作される不審なAndroidアプリに気をつけたいこと」にまとめました。
URLを開いてしまった・入力してしまったとき
公式のお知らせに書かれている対応は次のとおりです。
- ログイン情報を入力してしまったら、すぐにメルカリのパスワードを変更し、パスキーを設定する
- ほかのサービスで同じパスワードを使っていたら、そちらのパスワードも変更する
- クレジットカード情報を入力してしまったら、カード会社に連絡して利用停止の手続きをする
- 身に覚えのないアプリをインストールしてしまったら、すぐに削除する(偽アプリの場合は、そのアプリを入れた端末とは別の安全な端末からパスワード変更とパスキー設定をするよう案内されている)
- メルカリアプリ内の「お問い合わせ」から事務局に連絡する
慌ててしまいますが、上から順番に進めれば大丈夫です。事務局への問い合わせのしかたや、なかなか返事がないときのことは「メルカリ事務局が対応してくれないときの対応方法」にも書いています。
コメント欄とうまく付き合うために
コメント欄はこわいものではなく、ほとんどは購入を考えている方からの質問です。ふだんのコメントへの向き合い方は「メルカリのコメントは怖くない?」、実際に困ったコメントの例は「本当にあったメルカリのひどいコメント」にまとめています。返信の文章を考えるのが大変なときは「返信アシスト」の機能もあります。
アカウントの安全という意味では、本人確認をすませておくのも一つの方法です。マイナンバーカードの暗証番号を忘れていてもできる方法が増えたことは「メルカリの本人確認(マイナンバーカードのパスワードを忘れたとき)」に書きました。
まとめ
- メルカリ事務局は、コメント欄で個人情報やログイン情報の入力をお願いしない
- 「制限されています」など焦らせる言葉と、URL付きのコメントは疑う
- 「メルカリ安心ガード」というアプリはメルカリが提供したものではない
- URLは開かず、公式アプリと「お知らせ」で確認する。あやしいものは通報する
- パスキーを設定しておく
焦らず、自分のペースで一歩ずつ進めていきましょう!
参考(メルカリ公式・2026年11月3日確認):メルカリ事務局を装ったアカウントによる、商品コメント欄等でのフィッシングにご注意ください(2026年10月19日)/「メルカリ安心ガード」を名乗る偽アプリのインストールを促すフィッシングメールにご注意ください(2026年10月16日)/パスキーの登録・削除方法/パスキーとは
